

安武さんが早稲田大学を志望するようになったのは、高3のときに大学祭に行ったのがきっかけだ。
「先輩たちのパワーがすごくて、みんな『早稲田、大好き!』っていう感じなのが、とっても良かったんです。大隈講堂前のステージのパフォーマンスも迫力があったし、この大学に入ったら、絶対楽しいだろうなって思いました。それまで早慶上智に行くつもりはまったくなかったんですが、この文化祭に行ってから、絶対早稲田に行きたいと思うようになりました。」
社会科学部を選んだのは、「やりたいことがいろいろあって、まだ一本に絞れなかったので、幅広く学べるところが魅力的だったから」だが、ほかにも理由があった。
「先輩たちが学部の内容を説明してくれたんですが、やっぱりみんな『社学、大好き!』っていう感じで(笑)、そこがとても良かったですね。それに校舎もきれいなんで(笑)。」
安武さんは、第一志望の社会科学部の前に、早稲田の人間科学部と教育学部も受験している。
「実は、教育学部の入試で、こてんぱんにやられてしまって...。英語が得意なのに、それまでいろいろ受けてきた大学の中で、教育学部の英語の試験が一番できなかったんです。すごくショックで、絶対、社会科学部の入試で同じことは繰り返したくないと思いました。」
教育学部の入試から社会科学部の入試までは2日間。安武さんは必死で英語を勉強した。
「英語の正誤問題が出ると思ったので、その参考書を一冊と、ジャパンタイムズの社説を2冊やりきりました。」
そして迎えた社会科学部の入試。
「英語と政経は、『やった!』という感じでしたが、苦手な国語が全然できなくて...。合格は難しいかなと思いました。」
発表は電話で聞いた。
「前日に教育学部と人間科学部の発表があって、教育学部は予想通り不合格でした。人間科学部は合格でしたが、それなら明治に行こうと思っていたので、もし、これで社会科学部に合格できなかったら、早稲田には行けないんだと思うと、すごくこわかったです。」
しかし、緊張している安武さんの耳に飛び込んできたのは、「おめでとうございます。合格です」という言葉だった。
「これで早稲田に行けるんだと思って、本当に安心しました。」
安武さんがナビオに入ったのは高2の11月。学校の友達に誘われたのがきっかけだが、もともと中学のときに栄光ゼミナールに通っていたので親しみもあったという。
「栄光ゼミナールは、先生も生徒もあだ名で呼び合うくらい、すごく仲が良かったんです。高校に進学してからも、栄光の先生に勉強の相談をすることもありました。ナビオに入るときも、その先生に相談して決めたんですよ。」
ナビオでは、授業だけでなく、「先生方にナビゲーションをしてもらえるのがとても良かった」そうだ。
「勉強のやり方はもちろん、入試日程の戦略なども教えてもらいました。相談しなければわからないことも多いので、ありがたかったです。」
夏休みは合同特訓に参加した。
「苦手な国語を『どうにかしなきゃ!』と思っていたので、合同特訓では国語を選択し、4日間ずっと現代文と古文の授業をローテーションで受講していました。毎日長時間、苦手科目の授業を受けるので、疲れないわけではないのですが、授業は楽しくて充実していたし、ライバルがいっぱいいて、みんながんばっているんだと思うと刺激になり、つらいとか苦しいとかはまったく感じませんでした。ここで得たものはとても大きかったですね。何より、一日の授業が終わったときの達成感は最高! すごく気持ちが盛り上がりました。」
安武さんは、ナビオの先生方のかけてくれた数々の言葉が大きな力になったという。
「高3の秋に、政経のグループ指導を受けるようになったんですが、そこで先生に『そんなことで、受かると思うのか?』って厳しく言われたんです。自分でも、それまではまだ本気でやっていなかったと感じて、そこから必死で勉強しました。また、苦手な国語の成績がどうしても伸びなかったとき、先生に相談したら、『受験は3教科で受けるんだから、ほかの教科でカバーすることも大事だよ』って励ましてもらったのも力になりました。それから模試の結
果がD判定だったとき、先生が『Dだったら、受かるから』って言ってくれたのもうれしかったですね。
『あとちょっとなんだ! がんばらなきゃ』って思って、やる気が出ました。」
大学進学後は、「高校でも続けていたテニスのサークルに入りたい。それから大好きな語学の勉強をしたい」という安武さん。将来も「語学を生かした仕事に就きたい」と目を輝かす。
では、最後に後輩にメッセージを。
「最後までやりきることが自信になります。私にとっては、教育学部のあと、社会科学部の試験までの2日間がとても大きかった。最後の最後、試験の休み時間までがんばるつもりで、やりきってほしいと思います。」
推薦で、先に大学の決まった高校の友達が手作りしてくれたお守り。 お守り袋だけでなく、中にもちゃんと手作りのお守りが入っている。 センター試験の前にもらって、「すごくうれしかった」という。 受験のときは必ず持っていったそうだ。

