今春、見事に東京大学に合格したナビオ東大コース国立会場の押野くん、柿沼くん、柴田さん。3人とも東大の合格発表は、それぞれ一人で見に行ったそうだ。
「入試では物理でミスしたので、合格は無理かもと思っていました。発表の日はバスが遅れて、大学に着いたときはすでに人がいっぱいでした。もう発表を見て帰ってくる人とすれ違ったりして焦ったんですけど、とにかく掲示板の前までたどり着くのがたいへんで(笑)。自分の番号を見つけたときは、とりあえず『あった』と思いました(笑)。もちろんうれしかったんですが、それよりも、これでやっと不安だった受験生活から逃れられると思って、安心したという感じでしたね(笑)。」(押野くん)
「僕は、実は私立の入試を受けている間に大波乱があったので、東大の本試験は逆に『あたって砕けろ』という感じで緊張しなかったんです。入試も手ごたえがあって、『これは、いけるんじゃない?』と(笑)。発表の日は何も考えずに行き、自分の番号を見つけても、その場では特別な感情は湧いてきませんでした(笑)。」(柿沼くん)
「私立に合格していたので、東大の入試は『やれるだけやろう』と思って、緊張はしませんでした。というか、緊張する余裕もなかったという感じですけど(笑)。試験が終わってからは『何も考えないようにしよう』と自分に言い聞かせていました。合格がわかったときはびっくりして、なんだか実感がなかったです。でも、ちゃんと自分の番号の写真は撮ってきました(笑)。」(柴田さん)
押野くんは「数学のレベルアップを図りたくて」高2の6月にナビオに入った。
「ナビオはカリキュラムが速いのがいいと思いました。特に東大コースの授業は楽しかったですね。レベルが高いのもよかった。なかでも数学は、とにかくすごく難しい問題ばかり選ぶ先生がいたので(笑)、そこがまたよかったです。夏の合宿も刺激になりました。柿沼くんとは合宿で親しくなったんですよ。」
柿沼くんは中3から栄光ゼミナールに通い、高校に入学すると、そのままナビオに入った。
「栄光ゼミナールもナビオも、先生との距離が近いのがいいですね。東大に合格したことを報告に行ったとき、教室の先生が泣いて喜んでくれたんです。その先生には、授業で教わることはなかったんですが、面談はもちろん、ふだんから相談することも多くて、とてもお世話になりました。東大コースも、その先生に勧められて決めたんです。僕は所沢校なので、国立校は遠くて、数学だけしか通いませんでしたが、行って本当によかったです。
実は、行く前はちょっと疑っていたんですけど、実際に授業を受けたらもうたまらなかった(笑)。押野くんをはじめ、とにかくレベルの高い集団で、すごく刺激になりました。」
柴田さんも栄光ゼミナールからナビオに入った。
「栄光ゼミナールもナビオもアットホームで質問しやすい塾。特にナビオ国立校はすごくチームワークがよかった。受験勉強中は精神的にきついこともあるけれど、ナビオの授業でみんなに会えたから、乗り切ることができました。東大コースの授業もわかりやすくて、親身になって考えてくれるので、とてもよかったです。」
こうしてナビオで着実に力をつけてきた3人だが、それぞれに悩むこともあったという。
押野くんは、実は「緊張とストレスに弱いタイプ」。模試の前におなかをこわすこともあり、入試の直前期は緊張が高まり過ぎたのか、まったく勉強が手につかなくなってしまった。
「しかたないので、好きな動画を見て気晴らしをして、あとはもう開き直りました(笑)。」
柴田さんは高3の9月、高校の文化祭が終わったあとに大きな焦りを感じたそうだ。
「私の通っていた高校は文化祭がさかんで、夏休みもその準備に追われてたいへんなんです。なので、文化祭が終わったとき、『ほかの受験生より遅れてる!』とすごい焦りを感じてしまって。でも、高校の友達は同じ条件の中でがんばっているし、焦っても何も変わらないと思ったら楽になりました。」
そして「成績に波はあったが、一喜一憂してもしょうがないと、自分のペースを守って勉強を続けた」柿沼くんは、そのまま無事に受験を乗り切るはずだったが、私立大学の入試が始まってから大波乱が待ち受けていた。
「最初の東京理科大の入試のとき、腹痛と吐き気を感じたんですけど、緊張からくるものだと思い込んでいました。そしたら、そのあとどんどん悪くなって、もう勉強が手につかないどころか、食事ものどを通らず、一睡もできない状態になってしまって。それでもストレスとプレッシャーからくる胃痛なのかと思っていたのですが、慶應の入試を終えたあと、かかりつけの病院に行ったら、なんとノロウィルスだったんです! 点滴を2本うってもらいましたが、次の日の早稲田は受けられず、やっと机の前に戻れたのは東大入試の3日前でした。」
それでも東大入試の前日に慶應の合格がわかり、「気が楽になって、東大入試も頑張ってみようと思えた」そうだ。この経験を踏まえて、「現役生はすべてが初めてだから、直前期に予想外のハプニングが起きる可能性がある。その場合は、自分で勝手に思い込まず、一息入れて、周りを見ることが大切」と話してくれた。
入学後は、「好きな野球観戦をするのが楽しみ。将来は祖父や父と同じ建築の道に進みたい」(押野くん)、「いろいろなことをして、いろいろな人と出会い、自分の世界を広げたい。今は航空宇宙科に進みたいと思っているが、東大は2年で専攻が決まるので、今後もふまえて考えたい」(柿沼くん)、「勉強もサークルも、やりたいことは制限しないでやりたい。英語が好きだけれど、専攻は幅広く勉強してから決めたい」(柴田さん)という3人。それぞれの夢の実現に向かって、東大で、新たな第一歩を踏み出した。
