矢野くんがナビオに入ったのは、高3になる直前の3月。そろそろ受験勉強を始めようと思っていたころ、もともとナビオに通っていた学校の友達に誘われたのがきっかけだ。
「塾に行くかどうか迷っていたんですが、体験授業に行ったら、思っていたより授業がわかりやすくて、雰囲気も気に入ったので入ることにしました。それまで塾はこわいという印象があったんですけど(笑)、ナビオは、先生は優しくてみんな仲良しだし、勉強もおもしろい。『行きたくなる塾』だと思いました。」
ナビオでは、なんといっても教室の先生の存在が大きかったという。
「夏休み前ごろから、『これはすごい人なんじゃないか?』という気がしてきて(笑)、『この人を信じていけば何とかなる。言うとおりにしよう』と思ったんです。」
矢野くんが通っていた高校は大学付属校なので、併設の大学に進む友達も多く、その中で受験勉強をするのはたいへんだった。特に、夏休みが終わってからは、文化祭もあり、学校生活と受験勉強の両立はけっして楽ではなかった。
「夏休みは勉強だけしていればよかったので、むしろ楽だったんです。しかし9月からは理科の追い上げを始めたので、ずっと物理と化学ばかり。覚えることが多くてつらかったし、勉強しても進んでいないような気がして、焦りました。」
ただ、勉強はいつもナビオの自習室でしていたので、悩んだときはすぐ先生方に相談に行くことができた。
「わからないところがあれば質問に行き、やる気がなくなってくるとしゃべりに行き( 笑)。先生方は、どんなちょっとしたことでも、ちゃんと答えてくれました。それに、やる気が出ないときでも、先生方と話しているうちに『やらなきゃ』という気持ちになるんですよ。」
自習室では、いつも5、6人の友達と閉室になる夜10時まで勉強した。
「家だとつい休憩しすぎるし、ほかのことが気になるから、自習室はよかったです。それにみんなががんばっているから、負けられないと思えた。一人だけ先に帰る気にはなりませんでしたね。」
もともと完全な理系だった矢野くんだが、夏休みごろから、「経済学部も受けたい」と思うようになっていた。
「理系は勉強が忙しいと聞いていたんですが、僕はサークルにも入りたいし、バイトもしたい。大学生活を楽しみたいと思っていたので、理系に行きたくない気持ちが強くなってきたんです。しかも経済学部を志望している友達に受験科目を聞いたら、僕でも受けられるんじゃないかと思いました。」
矢野くんは理系でありながらも、先生から「センター模試は国語も社会も全部受けなさい」と言われていた。そこで、ひそかに「11月のマーク模試で国語の点数がよかったら、先生に経済学部を受けてもいいか相談してみよう」と考えた。
「そしたら、なんと200点中160点の高得点でした。それでダメもとで先生に聞いたら、あっさり『やってみれば?』と言われて(笑)。それから先生に国語のやり方を聞いて、勉強を始めました。」
実際の入試が始まると、矢野くんはまず着々と合格を手にする。
「センター試験から上智まではずっと大きなミスもなく、感触もよくて、合格できました。でも、次に受けた慶應の理工学部は、もともと勉強がおろそかだった理科がボロボロで、その次の早稲田の理工学部も自己採点の結果がよくなくて、『落ちた』と...。『これが早慶なのか!』と思い、一気にテンションが下がりました。」
その後の早慶の入試はあまり手ごたえを感じることができずに終わった。残念ながら、すべて合格とはならなかったものの、早慶ともに理工学部には合格、早稲田は教育学部と社会科学部も合格を手にすることができた。
「早稲田の理工の発表は電話で聞きました。絶対落ちてると思っていたので、沈んだ気分で電話したんですが、『合格です』というので、びっくりして、『今まで悩んでいたのはなんだったんだろう?』と思いました(笑)。」
ただ、理系に行くことに迷いがあったので、最初は早稲田の教育に行くつもりだったという。
「でも、まわりからは理工を勧められるし、教育より理工の方が就職にも有利かもしれないと思って悩みました。そうしたら、ちょうど僕と同じ早稲田の創造理工学部経営システム工学科に行っている高校の先輩がいることがわかったんです。その先輩に話を聞いたところ、やりがいもあり、とても楽しそうだったので、ここに進もうと思いました。」
受験前、進学校について迷っていたとき、ナビオの先生に「まず受かってから考えよう」と言われたという矢野くん。「けっきょく先生に言われたとおりになりました」と笑う。
大学進学後は「勉強しつつ、サークルもバイトも留学もしたい。幅広く、いろいろなことをして、将来についても考えたい」と語ってくれた。
人気の「激落ちくん」シリーズの消しゴム。「ナビオの数学の先生が『この消しゴムを使うと合格すると言われているから、 持って行った方がいいよ』と言っていたので、それを信じて購入し(笑)、入試には必ず持って行きました。」
