大学受験現役合格を目指す高校生のための学習塾・栄光ゼミナール高等部[ナビオ]公式サイト。
サイト内検索
フリーダイヤル0120-135-828 (月~土)10:00~21:00 (日・祝)10:00~18:00
  1. ホーム
  2. トピックス
  3. 2017年度 大学入試センター試験~試験分析・学習アドバイス 地理編~
トピックス

2017/01/24高校1年生高校2年生高校3年生

2017年度 大学入試センター試験~試験分析・学習アドバイス 地理編~

正確な図表の読み取りと地理的な思考力が必要であることは例年通り。奇をてらう問題は少なく、全体的な難易度はやや易だが、細かい知識が必要となる難易度の高い問題も数問混在していた。年代を配列する問題が復活、その年代順を地理的な知識と思考力で判別することがやや難しいか。

出題傾向~全体としてはやや易化~

図表というよりは、時間をかけて文章を丁寧に読めば解ける問題も多く、全体的にはやや易化したと言える。また、地図帳を見てイメージを頭の中に定着させる、教科書等で基本的な知識を正確に覚える、興味と関心を持って世界各国の地理的な知識・歴史的な背景を学習する、ニュースなどで日本の情報を押さえる、などを日頃からどれだけしているかで点数がかなり変わってくると思われる。


【センター地理で高得点をとるための学習法】

センターで地理を使う生徒を大きく分けると、

①国公立理系志望者の社会科選択科目
②国公立文系志望者の社会科2科目目選択科目
③私大志望者の社会選択科目

であると思われる。①②と③では勉強の種類や量が異なるため、①②の生徒は高2段階での長時間の学習は必要なく、高3の春ごろから徐々に学習を始めるとよいだろう。
ただし、あくまでも主要科目の学習に時間をかける必要があるため、地理の学習は最低限度にとどめておくこと。

センター試験の地理で高得点を取るには、基本的な知識は不可欠。
教科書の索引にある用語を1行で答えられるよう練習すると効果的である。このようにコツコツと積み重ねた努力と知識が、選択肢を選ぶ・または切るときに必ず役に立つ。

また、地図帳を見る習慣がどれだけあるかで、知識や地理的な思考力を身に着けられるかが変わる。ケッペンの気候区分や土地の高低など、全てその配置を色で確認できる。その色、色の広さ、配置そのものを頭の中にインプットするとよい。

プレート境界の配置による地形の問題、ハイサーグラフなど気候に関する問題は必ず出題され、その時に世界地図の記憶が役立つ。また、気候区分は土壌や植生にも大きく関わるので、その気候になる要因や、その気候では何が栽培されがちなのかなど、気候と農業はセットにして学習するとよい。

鉱工業も、必ずその鉱産資源の産地の配置を地図帳でざっくりと押さえておくこと。何がどのあたりで産出されるのかを具体的に知っておくと、それを背景に、工業の盛んな地域・国の経済規模やエネルギー依存状況を同時に把握できる。それが、統計資料から国を判別する問題や図表問題にも必要となることが多いので、各鉱産資源のランキングのトップ3は最低でも覚えること。

系統地理・地誌を両方合わせて、各国の特徴を最低3つは覚えるとよい。また、移民・難民など人の移動の多い国にはどんな事情があるのかを、歴史的背景や最近のニュースからも学び取るクセをつけるとよい。また、経済・文化等で関わりの強い国は、歴史的に関係の深い国か近隣である傾向が強いため、どの国がどのあたりにあって、近くの国はどこなのかということは、やはり地図を見る習慣から知るように日頃から心掛けて欲しい。

今回の第5問の問4のスペイン・ドイツ・フランス・ポルトガルを判別させる問題や、統計資料で貿易相手から国を判別させる問題などに、それが役立つ。国の規模や経済的な豊かさなどは、国土の広さや人口、産物などにも影響されるため、それらも踏まえて国のイメージや国力の程度をインプットしよう。地域調査の問題は、時間をかけてでも取りたい。そのため、最低でも日本の気候区分・主要な地図記号は必ず覚えよう。

上記の内容を参考に、十分な知識がついてきたころ(具体的には高3の夏ごろ)から、過去問や模試の問題を解くことで、正確な図表や統計資料の読み取りと地理的な思考力を身につけよう。

このページTOPへ