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GMARCH理科大 現役合格のための必勝学習法(物理・化学)

GMARCH理科大では理科の選択が1科目であるため、どれを受験科目にするか高2段階できちっと決めておくことをおすすめします。下の表では各科目(物理・化学・生物)の特徴をまとめました。得意科目を優先すべきですが、迷っている人は参考にしてください。

物理 化学 生物
計算量
暗記量
メリット
  • 暗記量が少なく、計算能力が高い人は高得点になりやすい。
  • 受験できる学部が多い。
  • 短期間で基礎が完成するため外部模試にて早い段階で結果が出やすい。
  • 多くの大学で受験可。
  • 計算量は少ない。
  • 得意になれば安定的に得点源になる。
デメリット
  • ある一定量の学習をするまで結果が出にくい。
  • 前問の答えを次の問題に使うことが多いため、序盤で間違えると、その後の問題は全滅する可能性がある。
  • 無機分野や有機分野での暗記量が多く、最低限の知識を入れておかないと、問題が解けない。
  • 計算問題で割り切れない数値計算が多い。
  • 受験できる大学/学部が限られる。
  • 全分野を覚えるのにかなり時間がかかる。
  • 高得点が取りにくい。
主な学部選択 理工学部 薬学部 農学部
物理
計算量
暗記量
メリット
  • 暗記量が少なく、計算能力が高い人は高得点になりやすい。
  • 受験できる学部が多い。
デメリット
  • ある一定量の学習をするまで結果が出にくい。
  • 前問の答えを次の問題に使うことが多いため、序盤で間違えると、その後の問題は全滅する可能性がある。
主な学部選択 理工学部
化学
計算量
暗記量
メリット
  • 短期間で基礎が完成するため外部模試にて早い段階で結果が出やすい。
  • 多くの大学で受験可
デメリット
  • 無機分野や有機分野での暗記量が多く、最低限の知識を入れておかないと、問題が解けない。
  • 計算問題で割り切れない数値計算が多い。
主な学部選択 薬学部
生物
計算量
暗記量
メリット
  • 計算量は少ない。
  • 得意になれば安定的に得点源になる。
デメリット
  • 受験できる大学/学部が限られる。
  • 全分野を覚えるのにかなり時間がかかる。
  • 高得点が取りにくい。
主な学部選択 農学部

スケジュール設定

受験日から逆算して目標を設定しましょう。下の表のように、高3夏の段階の模試で、ある程度の結果を出すことを推奨します。ある程度の結果とは「マーク模試にて70点以上を出す」ことです。これができればかなりの確率で成功します。目標設定の理由としては、以下の3点があげられます。

①夏段階の模試の結果が2学期に返ってくるため、最後の志望校選定の材料となる。
②推薦を考える場合でも間に合う。
③高3の9月以降で志望校過去問による演習を中心にし、そこで自分の弱点を知ることができ対策を打てる。

高3夏 模試(夏) 模試(夏)の出題範囲までの学習と演習が終了。
9月 模試(秋)に新たに出る範囲の学習と演習。過去問による演習。
10月 模試(秋) 苦手分野の選定。過去問による演習。
11月 公募推薦 苦手分野の強化。
12月 出願校決定 細かい知識の定着。
1月 センター試験 一般受験に向けて調整。センター対策。
2月 私大入試・国公立大二次試験 最終調整。
高3夏
模試(夏) 模試(夏)の出題範囲までの学習と演習が終了。
9月
模試(秋)に新たに出る範囲の学習と演習。
過去問による演習。
10月
模試(秋) 苦手分野の選定。過去問による演習。
11月
公募推薦 苦手分野の強化。
12月
出願校決定 細かい知識の調整。
1月
センター試験 一般受験に向けて調整。
センター対策。
2月
一般受験 最終調整。

では、高3夏の段階で結果を出すためにはどのような学習プランがあるのでしょうか。そのプランを2つ提示します。まず大前提として理系における基本は、英語と数学です。高校1・2年時の学習の中心は英語と数学に置き、この2教科を先行させて学習しましょう。理科については「高3学習型」「高2理科先行型」の2つの学習プランを提示します。

高3学習型 高2理科先行型
対象 GMARCH第1志望 東京理科大や国公立大第1志望
開始時期 高2の3学期から 高2の2学期から
メリット 高2段階で英語
数学に集中できる
高3の理科の負担を減らせる
理科2科目を受験で利用することも可能になる
デメリット 高3での理科の負担がかなり高くなる 部活等で忙しい場合に回らなくなる
高3学習型
対象 GMARCH第1志望
開始時期 高2の3学期から
メリット 高2段階で英語
数学に集中できる
デメリット 高3での理科の負担がかなり高くなる
高2理科先行型
対象 東京理科大や一般国立第1志望
開始時期 高2の2学期から
メリット 高3の理科の負担を減らせる
理科2科目を受験で利用することも可能になる
デメリット 部活等で忙しい場合に回らなくなる

高3学習型

多くのGMARCH第1志望者は高3学習型をおすすめします。この場合、英語・数学(ⅡBまで)が、高2である程度仕上がっている状態にしてください。高3における理科負担は、全学習時間の4割ほどになるため、数学Ⅲと理科の学習で手いっぱいになる恐れがあります。ただし、メリットは短期間で成績の上がりやすい理科を集中して取り組むことで、効率化を図れることです。

高2理科先行型

東京理科大の問題は、ほかのGMARCHよりも難しかったり問題量が多いため、早慶や国公立対応レベルでないと歯が立ちません。また理科2科目を使用する場合、高3から始めてしまうと、学習時間の多くが理科にとられてしまい、他教科に大きな影響を及ぼします。この場合、理科を高2の2学期から先行させることをおすすめします。なおGMARCH理科大志望であればさらに早い段階から進めることはお勧めしません。なぜなら理科では、対数や三角関数やベクトルなどの数学知識が必要な場面が出てくるからです。まず数学でそれらの計算法をきっちり学んだうえで、理科に着手しましょう。

物理

①入試の特徴

■出題パターン
力学・電磁気から1問ずつと、波動か熱力学から1問で計3問が主流です。大学や年度によっては小問集合をつけたり、大問をもう1つ増やして4問構成になっています。多くの大学はマーク式ですが、一部記述式もあります。

■難易度
基本的なものが多く、演習量で差がつきますが、東京理科大については他のGMARCHよりもレベルが高い問題が出題されます。

■傾向
物理における大きな特徴は、後半の問題は前半の解答結果を使うため、前半の小問を間違えると後半も間違える、ということです。まずは前半に正確に答えを出す技術が必要とされます。また、大問の中でも問題段落ごとに出題内容が変わるため、途中でわからなくなったら、次の段落に飛んで考えることが重要です。

②学習プラン概要

高1全般・高2の8月まで:理科の科目選択を決定。学校内容の理解に徹しましょう。
高2の9月~高3:

時期 ①高3学習型 ②高2理科先行型
高2 9~12月 これまで同様、学校内容の理解に徹しましょう。 学習比率:1割程度
  • 力学基礎の修得
    まず重要なのは力学の基本。入試ではどの大学でも100%出題されるため、避けては通れない分野。
内容 太線は最重要課題
・速度 ・加速度 ・力のつり合い ・運動方程式
・力学的エネルギー保存則
1~3月 学習比率:1割程度
  • 力学基礎の修得
    ②高2理科先行型における高2の9~12月の内容と同様。少なくとも3月には力学の基礎内容は修得しておく。
内容 太線は最重要課題
・速度 ・加速度 ・力のつり合い ・運動方程式
・力学的エネルギー保存則
学習比率:1割程度
  • 力学応用の修得
    最終的にはこの部分の能力が力学の理解度に大きく影響。なお基礎内容が理解されていないとこの分野はできない。
内容 太線は最重要課題
・運動量保存 ・慣性の法則 ・円運動 ・単振動
・万有引力
高3 4~7月 学習比率:3割程度
  • 力学応用+波動+熱力学+電気の修得
    ここで②理科先行型に追いつく必要性がある(夏に行われる各種模試の範囲の関係上)。そのためこの4~7月の理科負担が増えるので注意。
内容
春・4月:力学応用(内容は②理科先行型高2・1~3月)
5月:波動 6月:熱力学 7月:電気
学習比率:2割程度
  • 波動+熱力学+電気の修得
    ここで少し他教科に回せる時間が増える。また各物理の分野をじっくり学習可能。
内容
4月:波動 5月:熱力学 6月~7月初旬:電気
夏期
8月
学習比率:4割程度
力学・熱力学・波動・電気分野の総合演習 ⇒ 問題集を1冊仕上げる
9月以降 学習比率:2~4割程度(これまでの習得状況によって変化)
・磁気・原子物理の学習と問題集を使った演習 ⇒ 秋の模試に間に合わせる
・志望校の過去問を使った演習 ⇒ 苦手分野の選定 ⇒11月以降で最終調整へ
・他は理科の目標設定の表を参照。

③学習方法

解法手順を習ってしまう方が圧倒的に効率が良いため、自主学習はおすすめできません。習った解法手順で、問題集を使って反復演習をしましょう(参考書を読んだり教科書を読むだけでは決して成績は上がりません)。そうすると同じ分野の問題であれば同じ問題のように見えてきます。そうなると、どんな問題が出てもまず解けるようになり成績が安定します。ただしここまで来るまでに少し時間がかかる科目でもあるため、根気よくじっくり学習しましょう。

化学

①入試の特徴

■出題パターン
大問数は大学によって大きく違い、大問3~4問出題(明治・中央・学習院など)の大学もあり、一方で大問6~7問出題(東京理科・立教など)の大学もあります。また学部によって違う(明治大学理工学部は3問、農学部は5問)など多岐にわたります。

■難易度
いずれの大学もオーソドックスで特に目立って難しいものはありませんが、有機化学の分野で練習量が問われる問題を出題する大学があります(青山学院や東京理科大など)。きちっとした知識があれば高得点は十分とれるでしょう

■傾向
いずれの大学でも小問数が多いためスピードが問われます。特に数値計算させる問題において、いかに速くできるかを普段から意識しておかないと時間が足りなくなるでしょう。場合によっては、概算で答えを出す技術も必要です。 下の問題を概算で計算できるでしょうか(20秒以内)。

〔例〕元素分析によりC=69.7% H=11.7% O=18.6%であり分子量が86であった。分子式を求めよ。
(原子量C=12 H=1 O=16)

②学習プラン概要

高1全般・高2の8月まで:理科の科目選択を決定。学校内容の理解に徹しましょう。
高2の9月~高3:

時期 ①高3学習型 ②高2理科先行型
高2 9~12月 これまで同様、学校内容の理解に徹しましょう。 学習比率:1割程度
  • 化学の基礎を修得
    この時期には、化学式や化学反応式をかける技術とmolの計算をまずは修得しましょう。余裕があれば結合・結晶の内容まで進めておくとよいでしょう。
内容 太線は最重要課題
・mol計算 ・化学式と化学反応式 ・化学結合
1~3月 学習比率:1割程度
  • 化学の基礎を修得
    ②高2理科先行型における高2の9~12月の内容と同様。少なくとも3月にはmol計算と化学反応式は修得しておく。
内容 太線は最重要課題
・mol計算 ・化学式と化学反応式 ・化学結合
学習比率:1割程度
  • 酸塩基と酸化還元
    いろんな分野との総合問題として扱われるこの2分野の理解を深めておく。酸化還元は電池や電気分解まで理解しておきたい。
内容 太線は最重要課題
・酸塩基反応 ・酸化還元反応
高3 4~7月 学習比率:3割程度
  • 理論分野と無機化学の修得
    ここで②理科先行型に追いつく必要性がある(夏に行われる各種模試の範囲の関係上)。そのためこの4~7月の理科負担が増えるので注意。
内容
4月:酸塩基と酸化還元
5月:気体法則・溶液問題
6月:熱化学方程式・化学平衡
7月:無機化学(概要のみ)
学習比率:2割程度
  • 理論分野と無機化学の修得
    ここで少し他教科に回せる時間が増える。また各化学の分野をじっくり学習可能。
内容
4月:気体法則
5月:溶液問題・熱化学方程式
6月:化学平衡
6月末~7月初旬:無機化学(概要のみ)
夏期
8月
学習比率:4割程度
理論分野と無機化学分野の総合演習 ⇒ 問題集を1冊仕上げる
9月以降 学習比率:2~4割程度(これまでの修得状況によって変化)
・有機化学の学習と問題集を使った演習 ⇒ 秋の模試に間に合わせる
・志望校の過去問を使った演習 ⇒ 苦手分野の選定 ⇒11月以降で最終調整へ
・12月から無機化学の細かい知識を詰め込む(最後にもっていかないと忘れる)。
・他は理科の目標設定の表を参照。

③学習方法

まず先に理論分野から学習しましょう。暗記分野を先に着手したとしても月日が経つと忘れてしまいます。ただし、化学の得点において最終的に勝敗を分けるのは暗記分野である無機と有機です。ただ覚えるだけの暗記分野は自主学習でと思われがちですが、何を優先的に覚えるべきかを習う方が効率的です。特に現役生の場合、有機分野の演習が少なく、弱点になりがちなので、有機分野の学習は高3の9月以降でもかまわないのですが、それなりに時間がかかることは考慮しておかなくてはならないでしょう。

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