2020年から推薦・AO入試が変わる!

2021年度入試、つまり2019年4月に高校2年生になった学年から、大学入試の制度が変わります。
ここでは「総合型選抜(現 AO入試)」と「学校推薦型選抜(現 推薦入試)」の選抜方法がどのように変更されるのかを解説します。今の公募推薦と指定校推薦は学校推薦型選抜に分類されます。まず大前提として、「総合型選抜」「学校推薦型選抜」いずれも、大学が入学者の受け入れ方針(アドミッションポリシー)を明確に提示し、それに基づいた選考を行います。

名称

AO入試 ⇒ 総合型選抜
推薦入試 ⇒ 学校推薦型選抜

実施時期 / 募集定員

  総合型選抜(現 AO入試) 学校推薦型選抜(現 推薦入試)
出願 9月以降 11月
合格発表 11月以降、3月末まで 12月以降、一般選抜期日の10日前まで
募集定員 制限なし 学部等の募集定員5割未満

選抜方法

「調査書」の提出

「調査書」とは、受験者本人の高校生活での学業成績や学習態度などについて教員が記述する文書のことで、内申書とも呼ばれています。大学側は、入学後の学びを積極的に行えるポテンシャルのある学生を求めています。それを見分けるための資料が「調査書」です。大学の入学者選抜の参考資料として使われ、これまでのAO入試・推薦入試でも提出が義務付けられていました。

2020年度からは、この「調査書」の記載内容が見直され、これまでのような評定平均値だけではなく、特長や特技、部活動やボランティア活動、留学・海外経験、取得資格・検定、表彰の記録などの様々な取り組みを、より詳細に記入する形になります。高校生活において、課外活動も重要な大学入試対策になるということです。大学で学びたいことを探りながら、興味のある事柄には積極的に取り組んでいきましょう。活動の積み重ねが、「総合型選抜」「学校推薦型選抜」での自己アピールにもつながりますし、何よりもかけがえのない経験として、その後の人生を有意義にしてくれるでしょう。

また、学業成績についても良し悪しのみならず、志望学部の基礎科目を履修しているか、好成績をキープしていたか、成績を徐々に上げた努力が見られるかなど、履修状況や成績の推移まで選抜基準に組み入れる大学が増える見込みです。そうなると、学部・学科の選択や進路を早い時期から定め、文理選択や科目選択に注意を払うことも重要になります。

「多面的評価」の実施

「総合型選抜」「学校推薦型選抜」いずれも、小論文、プレゼンテーション、口頭試問、実技、各教科・科目にかかるテスト、資格・検定試験の成績など、様々な方法で、多面的に受験生を評価します。

「大学入学共通テスト」の活用

現状のAO入試・推薦入試でも、センター試験の成績を利用している大学があります。2021年度入試からも、「総合型選抜」「学校推薦型選抜」の基礎学力を確認する目的で、「大学入学共通テスト」が活用されます。これまでのセンター試験とは内容が大きく変わり、国語・数学に記述式問題が導入されたり、英語では外部検定試験が活用されたりすることが予定されています。「総合型選抜」「学校推薦型選抜」でも、「大学入学共通テスト」の対策は重要です。

尚、大学によって、前述の「多面的評価」か「大学入学共通テスト」の、いずれか一方が必須に指定されます。

その他の提出資料
  • 総合型選抜(現 AO入試):受験生本人が執筆した「活動報告書」「大学志望理由書」「学修計画書」などを活用。
  • 学校推薦型選抜(現 推薦入試):受験生本人の長所に加えて、学力の3要素に基づく評価が記載された「推薦書」が必須。

選抜入試対策の重要ポイント

  • 課外活動
    高校生でも参加できるシンポジウムやワークショップの開催や、ボランティアの募集などの情報を積極的に収集してチャレンジしてみましょう。その他、スピーチコンテストなど、様々な競技会に参加して経験や実績を積むのもオススメです。

  • 多面的評価のための小論文・面接・グループディスカッションの対策
    小論文、面接、ディスカッションは、いずれも様々なテーマに基づいた議論や論述の訓練が必要ですが、独学ではなかなか難しいでしょう。大学受験ナビオでは、小論文やグループディスカッションの対策を「国語総合」の授業内で実施しています。ぜひ活用してください。

    大学受験ナビオの授業体験

  • 大学入学共通テスト対策
    ①記述式試験の対策
    国語・数学に記述式問題が導入されます。設問や課題文の中に埋め込まれている理論を、順を追って把握し、自分の力で説明する訓練が欠かせません。普段の授業から先生の話をメモして復習がてら整理するなどして、日常的に力をつけていきましょう。ただ、記述式問題は正答の判断が独学では難しく、問題集の解答解説だけでは身につかないことも多々あります。大学受験ナビオの授業では、講師が正答を詳しく解説し、書き方のアドバイスをするので、記述力を着実に身につけることができます。

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    ②英語外部検定試験の対策
    英語では、民間資格・検定試験が活用される予定です。大学によって指定される検定試験が異なることも予想され、早期からの情報収集や対策が重要になります。また、現状のAO入試でも英語の資格取得が出願の条件になっている大学があり、新入試ではより重視されることになるでしょう。大学受験ナビオでは、志望大学に最適な検定試験を提案し、英語4技能をバランス良く育てる講座を開講しています。

    英語4技能試験対策


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